1年前からPreplyで日本語を教えています。
大変なこともあるけれど、毎日がとても充実しています。
この記事では、私がなぜ、日本語を教えることになったのかについて書いています。
私でも日本語の先生になれたので、あなたも一歩を踏み出せば、日本語の先生として活躍できますよ。
なぜ日本語の先生になろうと思ったか?
私が日本語の先生になった経緯について、お話します。
もしかしたら、人に何かを教えながら、自分も成長していくことが好きなのかもしれません。
動機① 字の先生になれなかったから
1つ目の動機は、「字の先生になれなかったから」です。
日本語講師になる前は、字の先生になろうと思っていました。
書写講師養成コースを受講すると、サポートを受けて、開校ができるということでした。
いざ、講師になるための試験に合格すると、教室探しからはじまりましたが、実際には、母子家庭だから、教室の家賃とか払ったりするの大変ですよ、ちゃんと教室運用できるんですか?と言われ、教室は開校しませんでした。
とても悔しかったです。
今思うと、合格はしたけれど、まだまだ教えるレベルではなかったと思います。
字はそこそこ奇麗に書けるようになり、日本語講師としても生かせるので、結果としてよかったと思っています。
動機② たまたまヒューマンアカデミーの広告を見たから
2つ目の動機は、「たまたまヒューマンアカデミーの広告を見た」からです。
高齢者向けの生活相談員として働いていますが、もっと収入を上げたいとずっと思っていました。
福祉系の社会福祉士という資格を持ってはいますが、福祉系の資格ってそれだけで高収入にはなれないんです。
高齢化社会で安定はしています。夜勤をやれば、介護職はけっこう稼げるかもしれません。
離婚して10年間、まだまだ子育てにお金もかかります。でも、夜勤はやっぱり難しいなあと思いました。一時期、平日はデイサービス、土日はほかの高齢者向け住宅で働いていました。
土日のバイトで収入は若干増えましたが、ぐったりしたまま、また月曜日、平日の業務へ突入。かなり疲れました。
社会福祉士に合格できたので、張り詰めていた自分の中のなにかが弾けて、気が抜けてしまい、土日のバイトは辞めてしまいました。途中でやめてしまい本当に申し訳かったと思います。
社会福祉士の資格手当がいただけるようになり、少しは生活は楽になりましたが、まだまだ両親のいるご家庭からしたら低所得。なんとかしなくてはと思っていました。
在宅でできる仕事はないだろうかと探しました。その時にたまたま「日本語講師の需要がある」というネット広告を見ました。
これは私が受講しているヒューマンアカデミーの日本語講師養成講座です。
早速、資料取り寄せ、説明会にも行きました。受講料高い~!払えない~と思いました。
日本語講師の需要って本当にあるのだろうか?高い受講料払う価値はあるのだろうか?
そんな疑問???から始まりました。
日本語講師にはどうやったらなれるのかを探し始める。
日本語講師になるために条件はあるのでしょうか?
「日本語学校で働くための一般的な求人の要件」と「有償ボランティア」について、お話していきます。
日本語講師になるための条件
まず、最初に「日本語講師になるための条件」をインターネットで調べました。
一般的な求人の要件は、こんな感じです。
【応募資格】
<必須要件> 1 . 四大卒で日本語教師養成講座420時間修了された方 |
やっぱり、ちゃんと勉強しないと日本語学校で働くの難しいんだ・・・。
でも、諦められない。
有償ボランティアを見つける
こうなったら、とにかくやってみたい私。
次に「有償日本語ボランティア」募集というのをネットで見つけました。
早速、応募してみたところ、ベトナム人とのフリー会話のボランティアで日本語の講師の資格は不要とのこと。しかも少しだけ、謝礼がいただける。早速やってみることにしました。
有償ボランティアってどんなことするの?
いろいろな形式があると思いますが、私の体験についてお話します!
・どこで見つけたのか?
・どのように応募するのか?
・どうやったらなれるのか?
・報酬はいくらか?
・対面でやるのかオンラインか?
・どのくらいの期間か決まっているのか?
・カリュキュラムは?実際に何をするのか?
・生徒さんはどんな方か?
日本語の会話のボランティアは、ネットで「日本語 ボランティア オンライン 有償」と検索すると色々出てきます。
募集しているのを見つけたら、まず問い合わせをしてみるのがよいですね。
例えば、こんな感じで募集されています。
有料オンライン日本語ボランティア講師募集の求人/特定非営利活動法人オンライン日本語教室協会(c18086428) | Genkiwork
私がボランティアをしているところでは、1時間のフリートークをして、1回当たり500円の謝礼をいただいています。それぐらいが相場かと思います。
ただ日本語を話しているだけで役に立てるって素敵じゃないですか?
自宅でSkypeを使っての会話練習で、毎回参加者は1-3名ほどです。
生徒さんは、ベトナム人で20代の方が多いです。「ベトナム在住」「日本在住」どちらもいらっしゃいます。子供をベトナムに残して、単身で日本に来ている方もいます。頑張っているママさんは同じ女性として応援したくなります。
事前にテーマが設定されていますが、その場の状況によって、話の脱線はOKです。ベトナム料理のこと、観光地のことなどを話すこともあり、ベトナムのことを少しずつ知ることができるのが良いです。
私は、1か所で月に3-4回のペースでやっていますが、たくさんやりたい方は、いろいろなところで掛け持ちでやるという選択肢もありですね。
- 「外国の人と交流を深めたい」
- 「スキルを生かして人の役に立ちたい」
- 「日本語教師になるために未経験からスキルアップしたい」
ボランティアは 「有償 or 無償」 「対面 or オンライン」があります。
地域の国際交流センターなどでも募集されていますので、お住まいの役所に問い合わせしてみるのもいいと思います。
教えられるか心配!という方は、是非、ボランティアから始めてみてください。
気軽にできるのでお勧めです。
まとめ
この記事では、私が日本語講師になった理由と日本語学校に講師として働くための条件、有償ボランティアの探し方について書きました。
日本語講師になりたい理由は様々だと思いますが、動機は何であれ、日本語講師は、やりがいのある素晴らしい仕事です。
日本語学校で講師になるためには、厳しい条件がありますので、まずは有償ボランティアから始めるのがおすすめです。
ボランティアであっても「日本語を学ぶための教科書」を使ってしっかりと教えているところもあり、とても勉強になります。
受講者さんから感謝をされて、報酬も頂け、講師として経験を積める有償ボランティアから始めてみていかがでしょうか?
次の記事では、現在、私が教えているPreplyについて、お話します。
コメント
有償ボランティアがあることを知りました。まだまだ知らない世界が垣間見られるブログを楽しみにしています。
コメントありがとうございます。有償ボランティアやフリーカンバセーション(ただお話するだけ)は、日本語講師としては始めやすいものの一つです。
はじめの一歩が踏み出しやすいと、心強いです。返信ありがとうございます。
私も最初、日本語が話せればできるとのことで、有償ボランティア始めましたので、気軽に始められます。